研究会(2024年度以降)の概要・募集要項
(一社)日本環境教育学会 研究委員会
【ポイント】
- 2024年度以降の研究会がいよいよスタートします。
- 今回設置する研究会にはA~Cの3タイプがあります。
- 参加を希望する方は12月27日(金)までに所定のフォームから応募してください。
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1.趣旨
一般社団法人日本環境教育学会では、環境教育の推進を目的とし、「研究会規程」等に基づいて、これまで複数の研究会を設置してきました。この度、今期の研究会の概要が決まりました。
そこで、研究会(テーマ)の設置申請、もしくは、設置された研究会への参加希望について、約1か月の募集期間を設けます。皆様の積極的なご応募・ご参加を、お待ちしています。なお、応募状況によっては、二次募集を実施する場合があります。
2.次期研究会の全体像
今回は、従来と同様の公募型のものも含め、A~Cの3タイプを設置します。
それぞれの研究会の概要について、図にまとめました。事項以下では、各研究会のコンセプト等は煩雑さを避けるため省略しておりますので、必要に応じて本図をご参照ください(ただし本図は審議時の資料ですので、実際の運用時には一部異なる場合があります)。
3.研究会タイプA「基本課題推進型」について ※参加メンバーの募集
このタイプは、理事会・研究委員会が責任をもって推進する方式とし、以下の3つを設置することが決まりました。ただし名称については仮称とし、各研究会において改めて検討してもらいます。各代表者も決定しましたので併記します。設置期限は事前に設けずに常設タイプとし、今期(2024~2026年度)終了時点で、再検討を行う予定です。
A-1 学校環境教育研究会 (代表:福井智紀/学会理事)
A-2 環境教育活動推進研究会 (代表:二ノ宮リムさち/学会理事)
A-3 環境教育学研究法研究会 (代表:渡邊司/学会代議員)
各研究会について、参加メンバーを募集しますので、関心のある分野に応募してください。参加は任意ですので、応募しなくても構いません。また、複数の研究会に参加することもできます。非会員の方も参加いただけます(各研究会メンバーの半数を超えない範囲を定員とします)が、念のため、研究委員会による承認が必要となります。
4.研究会タイプB「重点課題対応型」について ※研究会(テーマ)募集
従来の研究会での公募に準じる形で、今回も研究会(テーマ)を募集します。過去の研究会の再応募も可能です。また、研究委員会としては、新たに以下のキーワードを提示し、このテーマに関する応募も歓迎します。設置期限は、約3年(2027年6月末)までとし、以降の継続の可否は次期研究委員会で再検討します。
〔キーワード〕
生物多様性と環境教育、ポストSDGsと環境教育、防災と環境教育、ダイバーシティと環境教育
応募いただいた研究会の採否は、研究委員会の審議を経て理事会で決定します。採択件数は、最大5件程度を想定しています。原則として、追加メンバーを募集していただきます。非会員の方も参加いただけます(各研究会メンバーの半数を超えない範囲を定員とします)が、念のため、研究委員会による承認が必要となります。なお、採択された研究会の各代表者は、設置期限までの間、研究委員として研究委員会に参加していただきます。
5.研究会タイプC「協働研究支援型」について ※分科会(サブテーマ)募集
ひとつの研究会を構成するほどの規模を持たない、小グループによる分科会の集合体を想定しています。個々に含まれる研究分科会(サブテーマ)として、3~5名程度の小グループで応募していただきます。もしくは、サブテーマを提案していただき、その後に追加メンバーを募集するという「このゆびとまれ」方式での応募もできます。設置期限は、約1年~約3年(最大でも2027年6月末)までとし、期間内での延長を原則として認めます。このタイプでは、基本的には活動経費の支援はありませんので、予めご了承ください。
なお、各分科会は、責任者(連絡担当者)をおき、研究委員会にはオブザーバーとして出席できます。さらに、タイプCでは全体の統括者を正副1名おくことにしますが、発足時には正副の研究委員長が務めます(統括者:福井智紀/理事・研究委員長、副統括者:高橋宏之/代議員・副研究委員長)。
6.応募方法
研究会のタイプに応じて、所定のGoogleフォームより応募してください。
(1)研究会タイプA(学校環境教育研究会/環境教育活動推進研究会/環境教育学研究法研究会)に「メンバーとして参加したい方」は、以下のフォームから12月27日(金)までに応募してください。非会員も応募は可能ですが、念のため、研究委員会による承認が必要となります。
https://forms.gle/1dVndUbGUEAcHdAg8
(2)研究会タイプBに「研究会設置を申請」するグループは、代表者(学会員)が以下のフォームから12月27日(金)までに応募してください。入力内容は、研究会(テーマ)の名称、目的、背景・社会的意義、研究実践内容、組織、活動計画、準備状況と見通し、他の助成金等、必要経費、などです。
https://forms.gle/9mzrmw2YcP7gGbMfA
(3)研究会タイプCに「分科会として参加したい」グループは、責任者(学会員)の方が、以下のフォームから12月27日(金)までに応募してください。入力内容は、研究分科会(サブテーマ)の名称、目的、背景・社会的意義、研究実践内容、名簿(またはメンバー募集希望の有無)、活動計画、準備状況と見通し、他の助成金等、などです。
https://forms.gle/or4ubApEjm3UGgWK9
7.留意点
〔経費について〕
- 学会予算の状況を鑑み、今回の研究会の運用では、一定額を均等に配分することはしません。また、研究分科会では、原則として活動経費の支援はありません。
- 運用においては、希望額の全てを認めるのではなく、研究会のために配分された全体予算の範囲内で、研究会の状況や必要性に応じて研究委員会が個別に判断します。その際、支出が妥当である(もしくは止むを得ない)と判断される性質のものに、支出を限定する予定です。そのため、学会予算による支援にはなるべく頼らず、助成金・科研費等を得るよう努めていただくこと、オンラインなども活用のうえで経費削減にご協力いただくことを、予めご承知おきのうえで応募をお願いします。
〔各研究会・分科会の責務について〕
- 各研究会・分科会は、会計年度毎に、名簿・活動報告・会計報告などを、所定の形式で提出していただきます。
- 各研究会は、年次大会・研究集会・学会誌などで活動報告を行い、会員への情報の共有に努めていだきます。ただし、過度の負担となることを避けるため、年次大会での研究委員会企画への参加は必須としますが、その他のものについては(可能な範囲でご協力いただきたいものの)参加を必須とはしません。
- 各研究会は、特段の事情がない限り、活動がオープンとなるように努めてください。例えば、セッションやシンポジウム等を企画した場合には、研究委員会にも情報を共有したり、学会ウェブサイトやメールニュースなどでの告知なされるようにしたりし、研究活動や成果が学会内外にひろく共有されるよう可能な範囲で努めてください。また、追加メンバーを、積極的に募集してください。なお、研究分科会も、これらについては、可能な範囲で努めてください。
- 各研究会・分科会には、参加メンバーの半数を超えない範囲で非会員を加えることができますが、念のため、研究委員会による承認が必要となります。なお、非会員の方には、可能な範囲で、正会員となるよう促していただくと助かります。
- 学会員・非学会員に関わらず、参加いただく方は、日本環境教育学会の定款・研究委員会規程・倫理規程等を遵守していただきます。もし、これが守られない場合には、参加資格を失う場合があります。
- 以上の他、研究会・研究分科会の運営に当たっては、理事会・研究委員会が決定した方針に従っていただくよう、お願いします。
〔審査について〕
- 応募時の記載内容について不明な点があった場合、追加説明を求める場合があります。
- 研究会のタイプにより異なりますが、本件の最終決定は、理事会または研究委員会が行います。
- 応募いただいた方には、最終決定後、結果をメールでお知らせします。この時、理由等の個別のお問い合わせには応じ兼ねますので、予めご了承ください。
以上について、質問などがありましたら、研究委員長(福井智紀/メール:fukuiアットマークazabu-u.ac.jp、サブアドレス:fukuiアットマークbird.nifty.jp、電話・FAX:042-769-1972)までお願いします。48時間以内に返信がない場合には、連絡方法を変えて、再度お問い合わせください。
末尾で恐れ入りますが、研究会に関わる概要決定と募集が遅れましたことを、深くお詫び申し上げます。皆様のご応募・ご参加を、心より願っております。