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学会編『授業案 原発事故のはなし』(国土社)を刊行しました

  「東日本大震災からもうすぐ3年となります。大津波に襲われた地域は防潮堤の建設など様々な問題を抱えながらも徐々に復興してきています。しかし、福島第一原発事故による放射能汚染地域は復興から程遠いのが現状です。しかも、事故を起こした発電所は未だ大量の放射能をまき散らしており、手を付けることすらできません。そして今なお、多くの人々が苦しんでいるばかりでなく、将来の世代へのツケとなっています。
  本書は、原子力発電に伴う様々な問題を私たちのライフスタイルや環境・経済などを含む広い視点から議論し、私たち一人一人が安心で安全な社会を創っていく担い手になることをめざして作成しました。」
  (はじめに 日本環境教育学会会長 阿部治 より)

  目次
  1章 原発事故から学ぶこと
  2章 授業案「太郎君の悩み」(小学校・道徳)
  3章 シュミレーション教材「海辺村の未来は?」
  4章 大学生は、教材「海辺村の未来は?」で何を学んだか
  5章 未来のみなさんへ

  日本環境教育学会「原発事故のはなし」授業案作成ワーキング・グループ 編
  ISBN 978-4-337-75014-2
  価格 本体1,800円+消費税
  発行 2014年3月5日
  判型 B5判 104ページ